nodejsのBigQuery#insertに失敗したときに原因の行だけログに出す
Aug 30, 2021 15:10 · 331 words · 1 minute read
nodejs で BigQuery に insert するとき、1行でも不正な行があると全体が失敗する。そしてどの行がなぜ失敗したのかを確認するのにはちょっと工夫が必要である。
まず、不正な行があると PartialFailureError
という例外が投げられて、これに不正な行がどれでそれがどういうふうにダメだったのかが入っている。
ドキュメントによるとデータ構造はこうなっている。
e.errors (object[]):
e.errors[].row (original row object passed to `insert`)
e.errors[].errors[].reason
e.errors[].errors[].message
実装
PartialFailureError
にはすべての行の情報が入ってしまっているので、大量のレコードを insert しようとしているときにそれをそのままログにだすと、ログも大量になってしまう。
必要なものに絞るためこんな実装で期待通りのログを出すことができた。
```ts try { await bq.dataset(“ds”).table(“tbl”).insert(data); } catch (error) { if (error.name == ‘PartialFailureError’) { const invalidRowErrors = error.errors! .flatMap((err: any) => { if (!err.errors) { return []; } else { return err.errors.flatMap(({ reason, message }: any) => reason == ‘stopped’ && message == “” ? [] : { row: err.row, reason, message } ) } }) console.error(invalidRowErrors) console.error(error.stack || error.message); } }